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検索力ってなに?ビジネスでも恋愛でも使える対応力。

何かを調べる時、「求めている情報にたどり着かない」なんてことありませんか?今の時代、分からないことはスマホやPCでどこでも調べることができますよね。とても便利な時代の一方、情報量も多いので、戸惑ってしまうこともしばしば…。また、ネットやSNSが発達したことにより、リアルでの人とのコミュニケーションおいて、「適当な返事をする」「空気を読む」ことが苦手に感じる方もいらっしゃると思います。

これからお話する『検索力』とは、仕事、恋愛、プライベートでも活用できる力です。今日は、「検索力とはなにか」について概要をお話します。

 

 

検索力ってなに?

 

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検索力とは

私が提唱する『検索力』とは、自分が求めている情報・状況・言葉を、効率よく導き出す力」のことです。

検索PCやスマホに文字を打ち込む、どんな言葉を選択するなどの「実行までの準備期間」に注力をおいています。

その「準備期間」に高めていく必要があるのが、ヒアリングイメージアクションの3つの要素。これらを総合的に高めた能力を『総合検索力』と呼んでいます。

検索力を身につけることで、該当しそうな情報から闇雲にピックアップしたり、行き当たりばったりの選択をする必要がなくなり、最初から選択肢を絞りこむことができるようになっていきます。

人生では時に、数分、数秒で自ら選択しなければならない場面がありますよね。

焦らず冷静に対処するためにも、ぜひ『検索力』を身につけてみてください。

 

 

ではまず、この『検索力』とは、どんな場面で使われるのでしょうか。

 

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ビジネス:上司や先輩からの指示

「上司や先輩から仕事を頼まれたけど、初めてだからやり方が分からない!」なんてことありませんか?

他の仕事もあるし、結構時間がかかってしまいますよね…。

しかも理不尽なことに、質問しなかったら「なんで何も聞いてこないんだ!」、自分で調べながらやっていたら「遅い!」なんて言われてしまったり…。やり方を聞いたら「いちいち聞くな!」なんて叱責を受けた方もいらっしゃるかもしれませんね(苦笑)

しかし、全部を聞いてしまったり、せっかく仕事したのにやり直しを食らってしまえば、上司や先輩があなたに頼んでいる意味がなくなってしまいます。

そんなときは「業務の目的、締め切り、参考になる資料の場所や、経験したことのある社員さん」など、「作業が効率よく進みそうな質問」をしてみましょう。

そうすることで、頼まれたことが次にどう活用されるのかも分かりますし、自分の中でイメージがつきやすくなりますよね。

忙しい社会人だからこそ、効率よく仕事をするための準備も「検索力」の一つです。

 

 

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コミュニケーション:悩み相談

仲良い友達、恋人である彼氏や彼女が悩んでいる内容や状況が、自分にとってはよく分からないことってありますよね。

よく、悩んでいた彼女に対して彼氏が解決策を出したら、「黙って聞いてくれてたらいいのに!」なんて怒り出す…なんて話を聞きます。

「俺は親切にしてあげただけだろ!」と怒る彼氏の気持ちもわかりますが、彼女は本当に聞いてほしかっただけなのかもしれないのです。

そんなときは最初から意見を言うのではなく、「こうするかな~なんて思いつくことはあるけど、まあ状況が違うかもしれないからね。」と、投げかけて様子を見るのも一つの検索力なのです。

「例えば?」と聞き返してくるときもあるでしょうし、「そうなんだ。でも愚痴聞いてくれてスッキリしたからもういいや。」と話が終わるかもしれません。

心の中が見えない分、理解するのは難しいのですし、そこまで気を遣う必要があるかは人によってはストレスになってしまうかもしれませんが、お門違いな返答をして気まずい空気になるよりはよいのでは…?

 

 

例をあげればたくさんありますが、それは今後のコラムで随時紹介していくことにします。様々な場面で「検索力」は活きますが、話を聞く、具体的にイメージをする、行動にうつす、それぞれを単体で完成させても意味がありません。これらは単体でも力を発揮しますが、全てを繋げることでより「求めているものを導く」ことができるのです。

 

 

では、先ほど述べた3つの要素についてそれぞれみていきましょう。

 

 

要素1:ヒアリングする力

ヒアリングとは、「聞き取り」のことで、対人関係において主に質問をする際に重要視される力です。

「聞き出す」というのは「話させる」と同じくらい難しいことです。質問の仕方によっては、本来聞き出したい答えが返ってこない場合もあるからです。同じような質問でも別の角度から話を切り出してみたり、相手の表情や雰囲気によって言葉遣いを変えてみることで、質問の意図が相手に伝わることもあります。

また、ヒアリングだからといって、質問をしなければならないわけではありません。先程のコミュニケーションであげた例のように、あえてこちらからは質問をせずに、自分の意見を伝えることで相手の反応を伺ってみることも、本心を聞き出すための重要な力になってきます。

 

 

要素2:イメージする力

例えば、初めて食事デートに行く相手の女性からのヒアリングによって「土曜日の夜に渋谷付近でイタリアンが食べたい」と聞き出したとします。

この情報を聞いたあなたは、「渋谷」「イタリアン」などのキーワードを用いて調べますよね。しかしこのキーワードでは、渋谷にある何百件ものイタリアンのお店が出てきてしまいます。

そこで大事なのが「土曜日の夜」「渋谷」で、「初めてデート」する「女性」と、「イタリアン」を食べるという、項目ごとにイメージする力です。

まず、「土曜日の夜」なので、予約をしておいたほうがいいかもしれません。「渋谷」といっても広いので、賑やかなエリアも静かなエリアもあります。「初めてのデート」であれば、カウンター席かテーブルか、コース料理かアラカルトか、など決めておいたほうがよさそうです。その相手の「女性」はお酒が飲めるのでしょうか?「イタリアン」といっても、ピザやパスタなどお店ごとにメニューは異なってきます。

このように、ヒアリングで入手した情報をイメージしただけでも、考えることはたくさんありますし、まだまだ聞き足りないことは出てきますよね。

しかしこのイメージができると、次のアクションにスムーズ進むことができるのです。

また、イメージしてみて分からないことは、ヒアリングに戻ることも重要ですね。聞きすぎは注意ですよ!

 

 

要素3:アクションする力

ヒアリングやイメージができたとしても、やはり重要なのは最終的なアクション。

ここでいうアクションとは、要素2で出てきた「考慮しなければならない点」を含め、必要なことを導くため、「相応しい行動をする」ことを指します。

例えばなにかを調べたい時などは、まずは検索欄に打ち込むキーワードを考えるます。キーワードは、要素2のイメージで浮かんだものがよいでしょう。

そうすると、キーワードに関連するHPやまとめサイトがでてきますよね。

しかし、ここが大きな注意点。

「これかも!」というものが出てきたときは、それを「第一候補」程度に留めておきましょう

「え~。もうこれでいいじゃん。」って思ったあなた。そのあと一歩を妥協するがために、本来ほしい情報に辿り着かないのかもしれませんよ?

なぜ第一候補程度に留めておくかというと、サイトやHPがたくさんでてくるのと同様に、その中にも情報が大量に詰まっています。

すぐに「これだ!」と飛びつかずに、落ち着いて見直してみましょう

要素2で出てきた「考慮しなければならない点」がどこまで補われているのか、他のサイトと比べて自分の欲しい情報が載っているのはどれか、本当にこの情報は正しいのかなど、案外落ち着いてみてみると、不足している部分が多かったりするのです

自分が求めている「完璧なもの」など少ないでしょうが、できるだけ理想に近づいたものを選ぶことができたら効率が良いですよね。

 

 

まとめ

今日は、「検索力」の概要についてお話ししました。今後は、それぞれの場面やシチュエーションごとに、どんなことが「検索力」に当てはまるのかお話していきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。