「紫蘇」が苦手な人間がシソについて調べてみたら、意外と「優秀な野菜」だった件
料理のアクセントとしてもよく使われている「紫蘇(シソ)」ですが、独特の味と香りが苦手!という方はいらっしゃいませんか?今回は、好き嫌いが分かれる「シソ」についてお話します。
紫蘇(シソ)って美味しい?
残念ながら、「シソ」は筆者にとって数少ない「苦手な食べ物」です。
たらこスパゲッティや、海鮮丼などにのっていると、一緒に食べに行く人がひいてしまうほど綺麗に避けます(笑)
お店の人にも申し訳ないので、そもそもシソがトッピングされている写真が載っているようなメニューは頼みません。
……が!ごくたま~に、写真のような、細かく切られたシソがトッピングされている料理が出てきてしまうので、「よりによってなぜシソなんだろう?」と思い、今回シソについて調べてみることにしました。
紫蘇(シソ)
シソとは
シソ科シソ族の植物のことを指します。由来として、昔、食中毒患者に紫色のシソの葉や、シソで煎じた薬を与えたところ、危篤状態だった患者も回復したことから「紫蘇」と呼ばれています。*1
食用のシソ
アオジソとアカジソがあります。
アオジソは、お刺身の付け合わせや天ぷらなどに使われます。アカジソは、梅干しの色付けや、ふりかけや香辛料にも使われます。
栄養
カロテン、ビタミンC、鉄、カルシウムなど多くの栄養素が含まれています。
野菜の中でトップクラスに含まれているのはβ‐カロテン(ベータカロテン)です。その他、食欲増進や食中毒予防などの効果があります。
食中毒防止
青魚に寄生しているアニサキスを殺虫する効果を持つと言われており、お刺身の薬味に使われているのは食中毒を防ぐ目的があります。
めちゃくちゃ栄養素の高い食べ物じゃないですか!!…なんか悔しいです(笑)
海鮮丼に含まれていたのは、寄生虫の殺虫効果があったんですね…嫌そうに避けてごめんなさい。
それでも筆者はきっと食べません…が!シソ好きさんもいらっしゃると思いますので、シソを使った美味しい料理を紹介していきます!
シソの美味しい食べ方
夕食のメインに!シソでさっぱりササミ天
生姜、醤油、酒でささみに下味をつけ、天ぷら粉と水を混ぜ合わせたものに刻んだシソ(大葉)を加え、揚げるだけ。
梅などを加えてアレンジするのもいいですね!
少々重たく感じる揚げ物も、シソを加えることでサッパリとした味付けになります。
お弁当のおかずに!シソとトマトのベーコン巻き
切ったシソ(大葉)とトマト、スライスチーズなどをベーコンで巻いて焼くだけ!
爪楊枝で崩れないようにし、クッキングシートを敷いて蓋をして焼くと焦げずに完成しますよ。
色鮮やかで、お弁当のおかずやホームパーティにいかがでしょう?
まとめ
今回は、シソについてまとめましたが、かなり栄養素の高い野菜なんですね…。
味が苦手ではないという方は、献立に取り入れていくと見た目も栄養バランスも良くなりますよ!
青魚の食中毒防止効果があるということで、鳥刺しで1週間の入院経験がある筆者も「それならば仕方がない…」とは思いましたが、できれば付け合わせ程度にしていただきたいものです(笑)
それでも、箱根の温泉旅行に行った際に、「赤しそ梅酒」というものをオススメされたので少しだけ飲んでみましたが、確かにサッパリして寝酒には心地よかったですね。
筆者は望んで食べませんが、風味のアクセントと色合いのことを考慮すると、誰かに料理を振舞う時は積極的に使っていきたいですね!
以上、今回は、紫蘇(シソ)についてでした。