スタートアップの会社がさっそく人を雇うことに
10月に入り、消費税増や内定式で街はバタバタしていましたね。
今日は事務所に23歳の男性が面接に来てくれましたので、そのお話。
面接する側の期待と不安
今までは面接を受ける側にいましたので、いかに目の前の面接官にいい印象を持ってもらえるかを考えていましたが、立場が逆転すると全く気持ちが違いますね。
特にこれといった面接の項目があるわけではないので、オーナーと一緒に聞きたいことを聞いてくスタイル。主に気持ちや軸が分かるような質問をしました。
今回面接に来てくれた方は、外見からも面接の内容からも、「誠実」「堅実」という言葉が似合う方。いけいけGOGOな私のストッパーになってくれるのではないかと期待している一方、職人気質な彼が仕事を自分のものにするまでどれだけの時間がかかるかは見てみないと分からず…。
時間のない中、彼がどこまでの成果を見せてくれるのでしょうか。どの程度まで教えるべきか、そもそも教えること自体が主体性を消してしまうのか、課題ですね。
素直な性格、何色にも染まる伸びしろに期待してます!
人を雇う立場になって
誰かを雇うような余裕は全くないのですが、モチベーションレベルが一緒の人たちと仕事をしていくほうがビジネスが加速するのではないかと思っていた部分もあったので、「ぜひやりたい」と自ら志望してきた彼を面接し、採用に至りました。
コアメンバーは40歳以上の方ばかりなので、20代前半という年齢の近い存在がいるのは正直心強いです。
しかし直面した給与の問題。成果報酬、固定…自分が支払うわけではないのですが、スタートアップの会社で最初から固定にすることに対する恐怖はありました。
時給の場合は会社としてのリスクは減少されるかもしれませんが、中心のメンバーとして主体的にやっていかなければならない人にとってバイト意識になってしまうのではないかとも懸念…。
今回は彼の年齢や経歴もあるのか、求められているレベル感はお互い一致していたものの、これがベテランの大企業出身者であれば、どれだけいい人材でも条件が折り合わないなんてことは当たり前のようにあるでしょうね…。
やっぱり人を雇うって大変です。
私の事務所で求めている人物像
先程からモチベーションの話をしていますが、コアメンバーはそれぞれ専門性があります。不動産投資、不動産仲介、音楽、クリエイター、などなど…。経験や知識を寄せ合いながら新しい事業に取り組んでいるチームです。
それはそれは我が強い人間の集まりですので、話したいことを話すだけ話して、結局何も決まらないなんてこともしばしばあります。
だからこそ、他人の仕事を他人のものと思ってしまえば、なにも進みません。
よく「頼んだのに●●さんがやってくれない」という話を前職で耳にしていましたが、それはその人にとって最重要事項ではないからです。
ド素人の自分よりも、専門である人が取り組んだほうがスピードもクオリティも高いのは間違いありません。
それでも、「やってくれない」「教えてくれない」を、「自分で一回チャレンジした上で頼んでいるのにやってくれない」まで言える人って少ないと思います。
他人の仕事を自分のものと思って取り組める人と仕事できたら、皆のことを信頼できますよね。なかなかいませんが…。
まとめ
スタートアップの会社でもう人を雇ってしまうことが正解なのかどうか分かりません。しかし、それをせざるを得ないほど今のチームに新しい血液が必要なのかもしれませんね。